盛岡から京都に引っ越して気が付いたことの1つは「シャベル」と「スコップ」の言葉の意味の違いでした。盛岡では片手で持つ小さなものを「シャベル」、両手で持つ大きなものを「スコップ」と呼んでいたのですが、京都ではその逆でした。関西の人が「でもパワーショベルって言うやん?」と言うのに対して、私は「ドラゴンクエストに出てくるモンスターの名前はキラー・スコップやで?(スコップを持って描かれている)」と反論していました。確かめてみると面白いので、関東から関西に引っ越した人、もしくはその逆の人は、周りの人に尋ねてみて下さい。
 暮らしていると思わぬことにカルチャーショックを受けることがありますね。盛岡では私の高校などは1年生の4分の1が浪人生、というように中学浪人というのはごく当たり前の風景だったのですが、京都では考えられませんでした。
 逆に京都の高校では、1クラスに数人の留年生がいて、留年もごく当たり前のようだったのですが、盛岡ではよっぽどのこと(1年間留学していたとか)がない限り留年することはありませんでした。

 京都では新品のことを「サラ」といいます。標準語にもあるのでこれは大丈夫と思っている人も多いと思うのですが、アルバイト先で「サラ取って」と言われて、新品のタバコではなく灰皿を差し出したら大笑いされたことがありました。関西弁をスムーズに聞き取れるようになるまで、私は数年がかかりました。

 

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