高校の時、数学の授業で
「これは平面の時2個だった変数を、立体にして3個に拡張しただけです。以上。」
みたいな説明で、教科書を1日に20ページも進んだことがありました。こんな説明は誰に対しても通用可能なものではないのかもしれません。どうもその先生は難しいコンセプトを言葉で説明するよりも、1問でも多く問題を解かせて生徒に自力で理解させようと考えていたように思います。その後その先生は力量が認められて予備校の講師にスカウトされて、学校を出て行きました。

 私は「確率・統計」の分野を、きちんと授業を受けなかったこともあって非常に苦手にしていました。問題を解いても答えがそれとは違っていて、何でそうなるのか理解できなかったのです。
 しかしながら、実社会においては確率計算の例というのは概ねものすごく複雑で、計算式の歯が立つ(解析的に解く、と言います)ような分野はあまり多くありません。なので複雑な計算式を暗記することは諦めて「実際にシミュレートしてみる」ことが、どんな場合にも適応可能な万能策です。これをモンテカルロ法(ギャンブルで有名なモナコ公国の一地区の名前)と言います。生物学分野でも系統樹作製の際に用いられるブーツ・ストラップ検定というのはモンテカルロ法の一種です。

 「円周率がおよそ3」というのは、私は当初「"およそ"って言ってるんだから良いのでは?ちょうど1が来て切り捨てしやすくなっているし…」と思っていたのですが、そうではなく「.14」にはこの数は永遠に続く小数であるという意味が込められていたのですね。それなら「3.14」にこだわる人の気持ちも分かるような気もします。

 今回は特に取り留めもない話になってしまいました。書きたい話題がいっぱいありすぎるので、考えを深める時間がありません。考えが深まったら長い文章にする機会もあるかと思います(「探偵ナイトスクープ」の小ネタ集みたいです)。

 

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