前回は相当難解な話だったので、今回は肩の力を抜いて読み流せるものにしたいと思います。リチャード・ファインマンの業績を見てつくづく思ったの ですが、重要部分を省くことなく、でも難解なコンセプトを分かりやすく説明できる人物が、本当の天才なのだと思いました。逆に、簡単なコンセプトをわざと 難しい言葉を使って分かりにくくしているのをお笑いの漫才なんかで時々見ます。面白いギャグだと思います。

 私が子どもの頃に国語で教わったときには「行く」は「いく」と書いて「ゆく」と読むのだと教わったのですが、最近は「いく」のままで良いそうで す。お笑い芸人の有吉弘行さんの名前も「ひろゆき」ではなくて「ひろいき」だそうです。初めて聞いたときにちょっとびっくりしました。

 「とても」も本来は「…したとても、〜ない」の最初の言葉だったので、あとに来るのは必ず否定文だったはずですが、今では「とても大きい」など肯定文が普通に使われています。今は「全然」もあとに「〜ない」が来ることに、一般的にはなっていますが、そのうちひところの小泉今日子さんの歌のように 「全然ほんとう」というのも普通の表現になるのかもしれません。

 私の友達が京都での大学生時代に、「"おおきに"は"ありがとう"じゃなくて英語で言うところの"very much"じゃないのか?銭湯のおばちゃんなんかも"おおきに、ありがとう"とよく言うし。」と仮説を立てていました。私は素晴らしい発見だなと思いました。

 最後に、上の話とは全然関係ない話になりますが、以前電子メールが普及し始めたころは「メールではニュアンスが伝わりづらく、口論になりやすい」 と言われていました。そのような批判を受けてなのか分かりませんが、日本では、特に携帯電話でメールの顔文字が発達して、見事に会話の微妙なニュアンスを 伝えています。10年以上前になりますが、私の妻もパソコンのメールの中で良く使っていました。メールは文章を読んだことを確認できる機能を兼ね備えたも の(確認用webページへのリンクが張ってある)も増えてきました。あとは印鑑のような文章の内容を証明できるものがメールで送れるようになると良いので すが、そのうち誰かが考えてくれるのかも知れません。押印書類がメールで送れると、郵便の必要性が激減すると思います。ところで、印鑑というのはそれほど 証明効力のあるものなのでしょうか?偽造も簡単ですし、誰か他の人が印鑑を押すことも容易です。印鑑登録については条例で決まっているので、現時点ではそ れに従うしかありませんが…
 日本語のパソコンのメール顔文字は顔を正面から見たものが多いのですが ( ̄▽ ̄;)!!ガーン(ガーン、というショックを受けている顔)など、英語の顔文字は :-)(ハッピー!、という笑い顔)など、文字を横にして見るものが多くなっています。誰が考えたのか分かりませんが、すごいものだなあと思っています。

 

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