突然ですが、私は今日からこのような書き物をすることにしました。主な目的は将来生物学の教育をする際に、言い足りない部分はないのか、言葉を費やして不明な点がないようにするための、その練習です。この書き物は「パンダの親指」に始まるスティーブン・ジェイ・グールドの科学エッセイに大きな影響を受けました。通常生活では英語の論文に目を通すことなどまずありませんので、日本語で正しい科学的な知識を伝え広めて、世の中に沢山ある科学的な間違いを徐々になくしていくことは大切なことであると思いました。

 研究者の人は科学テレビ番組など「間違いばかりだ」とほとんど見向きもしないのかも分かりませんが、研究者ではないけれども科学的分野に関心のある人は、このようなテレビ番組をよく見て、そこから科学的知識を得ようとしています。
 日本語の医学書でも優れた本はいっぱいあります。でもそのような本は新聞の広告欄などでよく出てくる「○○(食品名)が健康に効いた!」のような本に隠れてしまっています。
 以前、私は研究室の事務官の方が「朝日新聞の科学欄の記事に取り上げられるのは、nature誌に論文が載るよりすごい!」と言っているのを聞いて、「そんなことはない。それはあなたの思い違いです。」と反感を持っていましたが、でも一般的にはそれが世の中の実情なのだと思います。毎日新聞の科学欄では記者に理科系の学生を採用したり「理系白書」というような本を出版して、科学欄の質がとても高くなっているのだと思いますが、残念ながら私は毎日新聞の読者ではないのです(「理系白書」は読みました)。もし将来新聞を購読する時は毎日新聞をとることも検討してみようとは思います。でもこの分野はどんどんアップデートされていくので理科系の学生を採用したらそれで終わりなのではなく、その記者が忙しい合間を縫って勉強して自分の頭も日々アップデートしていかなくてはなりません。私もこのweb pageを通じてそのお手伝いができればなあと思います。

 どうぞよろしくお付き合い下さい。

 

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